【ニキビの原因と対策方法】ニキビ知らずの潤い肌になるには?
ニキビのできる場所それぞれに原因がある
朝起きて、これから一日「さぁ、一生懸命やるぞ!」と思って鏡を見たとき、にきびが突然あごに見つかったり、まさかのこめかみにみつかったり、はたまた首にみつかったりしたら、少し、嫌になりますね。
実は、これは偶然ではなく、それぞれの場所には、それぞれの場所にできる原因があるのです。
簡単にいいますと、皮脂汚れ、古い角質と新しい角質の入れ替わりの障害、リンパ液の滞留などにわけられるでしょう。
合わせて、ひどいニキビについての完全ガイドで、ニキビに関する知識を頭に入れておきましょう。
思春期ニキビの原因
思春期にニキビができる原因は、成長期であるため男性ホルモンが活発に分泌されるからです。
皮脂が毛穴に詰まり、汚れることが原因です。
この皮脂汚れは、主にフェイスラインにできるにきびの原因でしょう。
高校時代にニキビに悩むのは、男性のほうが女性より多いのは必然なわけです。
ホルモンバランスの乱れでできるニキビの原因
女性ですと、妊娠初期には肌が荒れ、妊娠もだいぶ終わり近づいてくると、肌荒れが解消することがあります。
これはプロゲステロンとエストロゲンの分泌量の関係によるものす。
つまり、このことから、肌荒れとホルモンバランスには因果関係があることがよくわかります。
ではこのホルモンバランスに影響のあるものは何でしょうか?
これはみなさんもすぐに思いつくストレスです。
ストレスを溜めない様にしましょう。
とくに生理中はストレスが溜まりやすいです。
顎ニキビと生理の関係については、下記記事で詳しく解説しています。
胃の調子が悪くてできるニキビの原因
また、胃腸が乱れると消化が悪くなります。
消化が悪くなると、肌で働く、にきびを治すために必要な栄養素がお肌まで到達できなくなります。
すると次のようなことがおきます。
お肌は、日々古いものと、新しいものが、入れ替わっていかなければいけません。
古い角質は、毛穴に生き残り、そのまま毛穴にスポッとはまって、入れ替わりの邪魔をします。
そこは菌にとってすみやすいので、寄ってきて、増殖してしまいます。
ニキビを治すための栄養素は、この古い角質を分解し除去してくれます。
したがって、胃腸の調子が悪いと、この栄養素がお肌に到達して仕事をすることが不可能になり、肌荒れとして治癒されないまま、にきびが発生することになります。
脂肪分の摂取のしすぎによるニキビの原因
生活習慣の中で、脂肪分の摂取のしすぎ、糖質の摂取のしすぎはいけません。
さきほど申し上げたとおり、皮脂の分泌を促進してしまうためです。
糖質は問題ないと思った方も、いるかもしれませんが、脂質に変化するのでいけません。
睡眠不足によるニキビの原因
また、肌の荒れを、改善するもっとも重要な時間は睡眠中であるため、睡眠不足になると、それだけ、お肌を改善する時間が短くなるので、当然にお肌が荒れることになります。
洗い残しによるニキビの原因
背中にボディシャンプーが残っていたり、洗い流せていないと、人工の薬品への体の拒絶反応による炎症などで、にきびができます。
顔を洗うときにゴシゴシしすぎても、同様に炎症を引き起こすのでいけません。
リンパ液は老廃物を流す役割をもっています。
しかし、リンパにはポンプ機能がないため、滞りが起こりやすく、その結果リンパの流れの多く存在する、あごや背中にニキビができるのです。
これがあごのニキビの原因です。
顎ニキビを治す方法は?
毛穴の皮脂汚れが原因ならば、こまめな洗顔など、表面をきれいにすれば治ります。
皮脂汚れがたまった後、その菌を除去する薬を塗れば症状は改善するでしょう。
またコスメをつかって、大事な人と会うときだけ、応急的に隠すというのも一つの手段です。
それでも防ぐことができずに、症状がひどくなるというならば、専門家である皮膚科のお医者さんに診てもらうのがいいでしょう。
さきほどのリンパの流れならエステなどで血液の流れを改善すればよいと思います。
ニキビに効く薬が知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ニキビができないためにはどんな対策方法があるの?
洗顔することは、どの症状においても最重要でしょう。
しかし、上記にあげた薬を塗る方法はお勧めしません。
一時的にニキビを予防できるものの、すぐにまた、できてしまうでしょう。
コスメを使えば、その場は平気かもしれません。
しかし、炎症箇所に上塗りすれば、症状がひどくなる可能性もあります。
また、エステではお金が非常にかかり、賢い選択といえるかといえば疑問が残ります。
やはり、ベストな選択は食生活から改善することと、運動をすることではないでしょうか。
食生活を改善することで、まず食物繊維を摂取し、胃腸を整え、肌の改善に必要な栄養を肌まで届けることができますし、ホルモンバランスも整います。
適度な運動で、血液の流れをよくし、血液をさらさらにし、リンパの流れを整えれば、あごのニキビをなおすことができます。
食事は、血管も強くするのでこのことにも役立ちます。
つまり、にきびというのは、突然に治癒するものではなく、日々の地道な努力でしか直らないということなんです。
急がば回れ、という言葉通り、簡単にニキビを治そうとしたり、隠そうとしても、むしろ悪化してしまいます。
「にきびは、自分の体調の好調、不調を教えてくれる、優しいお友達」くらいの捉え方で、にきびとゆっくり、じっくり、向かい合っていきましょう。