顎ニキビがなかなか治らない理由

ニキビは様々な場所にできるものですが、一般的におでこ中心にでるのは思春期ニキビで、あご中心にでるのは大人ニキビといわれています。
これらは二つとも同じく雑菌の繁殖によって炎症を起こしたものですが、おでこのニキビに比べて顎ニキビは治りにくいものとされています。
なぜかというと、大人ニキビである顎ニキビは、肌のターンオーバーが衰えているのが原因の一つなので、思春期と違って細胞の生まれ変わりが鈍化していて、いつまでもそこにあることになってしまうからです。
そして、もう一つの原因はホルモンバランスの乱れとされていて、男性ホルモンの分泌が増えていることが挙げられます。
男性ホルモンが増えるので、ヒゲが生える顎のあたりにニキビが発生するのです。
そしてホルモンバランスはなかなか自分で増やしたり減らしたりすることが難しいものです。
ですから、ホルモンバランスが自然と落ち着くまでは薬で対症療法することになります。
どういった治療かというと、皮膚科ではターンオーバーを促進する薬を塗るというのが一般的になっています。
従来通りの抗生剤も併用しながら、ターンオーバーを促進し、菌を退治しつつ異常な部位を早く剥がしてしまうのですね。
この薬はアダパレンといって、8割以上の人に強い副作用が出ると言われます。
強いかゆみや痛み、皮がボロボロになるなどの辛い副作用が一週間ほど続き、徐々に新しいツルツルの皮膚に生まれ変わります。
ホルモンバランスが落ち着くまでは出来ては治りを繰り返しますから、2か月以上は治療することになるでしょう。